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アーティスト(Ar)

レクチャー・ワークショップ全12回
2018年5月〜2019年1月
日曜日9:30-12:00(プレゼンテーションの回は、9:30から12:30まで)
アーティストのものの見方や考え方をプレゼンテーションやディスカッションをとおして養うコースです。同時代と作品の関係を意識しながら、表現を作品にしてゆく方法を探ります。受講資格は特になく、作品制作を行っていればどなたでも受講することができます。すべての回は、美術家の森弘治と小澤慶介により、また一部で美術家の森田浩彰をゲストに迎えて行われます。

スクールお申し込み方法

件名を「スクール申込」とし、申込種別番号、住所、氏名、年齢、電話番号をご記入の上、school@artto.jpまでメールをお送りください。受付後、お振込と受講に関するご案内をメールでお知らせいたします。原則として、お申し込み完了後の変更、キャンセルおよび返金は受け付けておりません。あらかじめご了承ください。

受講方法/受講料はこちらから

表現の同時代性とは?

2018年5月27日(日)

講師: 森弘治、小澤慶介

受講生による作品のプレゼンテーションを行います。作品と時代を結びつける考えや制作動機などについて、平易な言葉で、メンバーや講師に紹介し、制作における方向性や課題の見極めを行います。その後、同時代性とは何かについて、アンディ・ウォーホルやリクリット・ティラバーニャ、ゲルハルト・リヒターなどの作品に触れながら考え、議論します。

同時代の表象をさぐるWS

2018年6月10日(日)

講師: 森弘治、小澤慶介

今の時代の特徴が表れている言葉や論説、現象、事件、事故、広告などを調べ、それらがどのように表され、また語られているのかについて考えます。なぜ、それらがそのように表されているのかを考えることは、この時代がそれらをどう扱い、語りたがっているのかを意識すること。それらと自らの視点の違いに表現の種を見つける試みです。

同時代に対する問題意識を深める

2018年6月24日(日)

講師: 森弘治、小澤慶介

自ら獲得した同時代への視点をより際立たせるために、関連する資料や文献などを調べ、客観的に把握します。また、メンバーや講師と議論をすることによって、表現の種を膨らませてゆきます。こうした作業をとおして、独りよがりの妄想ではなく、自らの立ち位置を表明しながら、時代や社会いったより大きなものについて語ることが可能になるといってもいいでしょう。

表現から作品へ

2018年7月22日(日)

講師: 森弘治、小澤慶介

時代に対する自らの視点を作品化しはじめます。その時に気をつけることは、視点を単になぞってそのまま描き出すのではなく、造形的な要素に置き換えて伝えるということ。そのために、素材やそのサイズ、重量、また表現媒体や形式にもう一度向き合い、自らの視点をより際立たせて伝える造形的な要素を実験しながら見極め、作品化への道をさぐります。

表現媒体や形式の選び方

2018年8月5日(日)

講師: 森弘治、小澤慶介

引き続き、実験を繰り返しながら、作品化する上で最適な方法を探ってゆきます。表現形式は絵画よいのか、映像がよいのか、写真がよいのか。また、自らの視点を、モノの質感に語らせるのか、イメージの組み合わせに語らせるのか、あるいはまた別の何かに語らせるのか。いざ固まったら、次の回までに作品を作ってみましょう。

新作のプレゼンテーション

2018年8月26日(日)

講師: 森弘治、小澤慶介

同時代に対する視点を作品化し、メンバーや講師に向けて発表をします。また、講評も行い、作品の展開可能性について意見を交わします。

空間とは何か

2018年9月16日(日)

講師: 森弘治、小澤慶介

「空間」についての基礎的な考えを伝達し、前半で制作した作品の展開方法を探りはじめます。ミシェル・フーコーやデヴィッド・ハーヴェイなどの考えを頼りに、「空間」とは何かについて考えます。その後、作品の空間と作品が展示される空間の関係などについて、リュック・タイマンスやサンティアゴ・シエラなどの作品に触れながら考えます。

空間を読み解くWS

2018年10月7日(日)

講師: 森弘治、小澤慶介

アートトを飛び出し、実際に街を歩きながら、空間について考えます。空間は、そこに静かに佇んでいるものではなく、絶えず形を変えているもの。その徴候を見逃さずに写メを撮り、アートトに戻ります。そこで、空間はどのようなものになりつつあるかについて議論を交わしましょう。

作品と展示空間の関係を読み解く WS

2018年10月21日(日)

講師: 森弘治、小澤慶介

絶えず形を変える空間ですが、それは作品の空間にも展示空間にも当てはめて考えることができます。作品とそれが設置される空間の関係をアーティストはどのように読み解き、扱うかで、作品の佇まいが変わってしまうこともあります。そこを意識しながら、作品が語ろうとしていることを際立たせる方法を探ります。

コンセプト・作品・展示空間の関係を考える

2018年11月11日(日)

講師: 森弘治、小澤慶介

同時代への視点を作品化し、空間へ展開してゆきながら、作品を成立させる方法について考えます。各自の実験を報告し合いながら、メンバーや講師と議論をすることで課題を見つけ、進むべき道を見極めます。

作品を展覧会でよく見せるために

2018年12月2日(日)

講師: 森弘治、小澤慶介

メンバーの作品制作を進めてゆくにあたり、参考になる具体的な作品を紹介します。似たようなテーマを扱っていても、選択する素材、表現形式、展示場所、設営方法によって、語り方が変わってくることがあります。参照点を設けることで、メンバー各自の作品制作がどの方向に進んでいるのかを客観的に眺めます。

新作のプレゼンテーション

2019年1月13日(日)

講師: 森弘治、小澤慶介

およそ8ヶ月をとおして制作した作品を、メンバーや講師に向けて発表をします。また、講評も行い、作品の更なる展開可能性について意見を交わします。