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キュレーション・プラクティス(CP)

レクチャー全10回
2017年7月〜12月開講
火曜日19:15-21:15開講(一部例外あり)
小澤慶介が手がける展覧会の制作過程を共有しながら、テーマの設定やアーティストや展示作品の選定など、キュレーターにとって必要不可欠な作業やスキル、考え方を学びます。展覧会は、2017年度内に都内のギャラリーで開かれる予定です。

スクールお申し込み方法

件名を「スクール申込」とし、申込種別番号、住所、氏名、年齢、電話番号をご記入の上、school@artto.jpまでメールをお送りください。FAXにてお申し込みをご希望の方は、お問い合わせください。受付後、お振込と受講に関するご案内をメールでお知らせいたします。原則として、お申し込み完了後の変更、キャンセルおよび返金は受け付けておりません。あらかじめご了承ください。

受講方法/受講料はこちらから

キュレーションのA to Z

2017年7月11日(火)19:15-21:15

講師: 小澤慶介

キュレーションについての基礎的な考えと実作業について紹介し、話し合います。さまざまな表現形式によって成り立つ展覧会ですが、そこに至る一歩はどこから踏み出せばよいのでしょうか?小澤慶介が関わった「春を待ちながら」展(2015)や他の同時代の展覧会を事例に、展覧会づくりにおける基礎的な知識や過程を共有します。

テーマとアーティストを考える

2017年8月8日(火)19:15-21:15

講師: 小澤慶介

今はどのような時代か、誰に何を伝えたいか、どのような作品を展示するか。この関連を意識しながら、テーマの設定とアーティストの選定の方法を学びます。「ゼロ成長時代」や「超高齢化社会」など、時代を彩るさまざまな言葉が溢れていますが、それらにどう関わりをもつのか(あるいはもたないのか)。時代や社会状況を読み込んで、展覧会へ展開してゆく基礎体力をつけます。

予算の立て方について

2017年9月5日(火)19:15-21:15

講師: 小澤慶介

展覧会づくりにおける基礎的な予算の立て方について考えます。準備段階の調査から、広報、展示設営、会期中、さらに会期後の記録などに関する業務までを想定しながら、どのような業務にどのくらいの費用がかかるのかについて検討しましょう。展覧会の形式や形態によって変わる予算の組み立て方を知り、展覧会の内容にフィードバックします。

アーティストや会場との打ち合わせ

2017年9月19日(火)19:15-21:15

講師: 小澤慶介

アーティストや会場との話し合いの時には、どのようなことに留意しておいたらいいでしょうか。展覧会に関わってもらうために明らかにしなければいけない条件には、テーマや空間、予算だけではなく、目的や設備、時期や日時などのさまざまなものが想定されます。一つずつ明確にしながら、より具体的な展覧会案に近づいてゆきます。

プレスリリースをつくる

2017年10月10日(火)19:15-21:15

講師: 小澤慶介

アーティストや会場との打ち合わせを経て具体的になった展覧会案を紙面にまとめ、広く周知する方法について共有します。どのような項目をどのような順で記載すればよいのか。まだ見ぬ展覧会を頭に思い描きながら、キーワードを盛り込みつつできるだけ平易な言葉で伝える方法を探ります。

作品が解き放つ物語を考える

2017年10月24日(火)19:15-21:15

講師: 小澤慶介

展覧会に出品する作品について理解を深め、自らの言葉で語る練習をします。作品づくりの動機や制作過程を知れば知るほど、作品について語る時の要点が見えてくるといってもいい現代アート。アーティストはどのようなことを伝えようとしているのか、またそれをするためにどのような形や素材を選んでいるのか。さらに、キュレーターはそれをどのように伝えられるのかを考えながら、作品に近づいてゆきます。

作品の展示設営案と作品解説づくり

2017年11月7日(火)19:15-21:15

講師: 小澤慶介

作品に対する理解が深まったところで、作品解説文を書いてみます。時代や社会状況と作品がどのような点で結びつくのかに思いを巡らせながら、できるだけ平易な言葉で作品が伝えようとしていることを言葉にしてみましょう。さらに、展示設営に必要な作業やその内容を想定し、必要な機材や設備について検討します。

作品の展示プランを検討する

2017年11月21日(火)19:15-21:15

講師: 小澤慶介

作品をどのように展示したら、その意味内容が伝わるかについて検討します。複数の作品が集まるとき、展覧会がどのような物語を語りだすのかに気を配り、シミュレーションをしながら、展示設営案を考えます。

展示設営の現場へ

2017年11月30日(木)19:15-21:15

講師: 小澤慶介

展覧会が行われる会場において、展示設営の具体的作業を経験します。作品の高さや向き、配置、音量、照明、また動線の確保に気を配りながら、展覧会の意図が効果的に伝えられる方法を探ります。現場では、想定していたことと異なることが起こったり、見え方をしたりしますが、与えられた条件でベストを尽くすことを学びます。

展覧会をアーカイブする

2017年12月12日(火)19:15-21:15

講師: 小澤慶介

展覧会を記録として残す方法について考えます。展覧会のどの要素や場面をどのように切り取り残すのか、またそれによって何が伝えられてゆくのかにも気を配りながら、アーカイブづくりについて議論し、一部実行します。