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グローバル・スタディーズ

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アジアはどこ?ー東南アジアの現代美術

2020年 10月4日(日)14:00 – 16:00

講師: 熊倉晴子

アジア、そのなかでも近年特に注目を集めている東南アジアの現代アートに注目し、それぞれの国の文化・政治状況との関係から読み解きます。東南アジアの現代アートといっても、旧宗主国との関係や内戦の有無、政治体制、また経済発展の規模やスピードなどの影響により、国や地域によって様々な違いがあります。裏を返せば、そこには、西洋を中心とした現代アートの本流には見られない可能性があるとも考えることができそうです。本レクチャーでは、講師自身が展覧会のための調査・研究をとおして訪れたインドネシアを中心に、現代アートの始まりの歴史や、ドクメンタ15の芸術監督を務めるルアンルパをはじめとするアーティストコレクティブ、ジャカルタ以外の都市の様子などから、東南アジアの国や地域に流れるアートの地下水脈を探ります。

他者をめぐるアートの20年

2020年10月17日(土)13:00-15:00

講師: 小澤慶介

自己/他者という二項対立が西洋の考え方であることを留意しながら、1980年代後半以降のグローバリゼーションにおいて、西洋は「他者」(他なる文化や価値)をどのように扱い、表してきたのか、そして「他者」はこの20年の間にどのように変わってきたのかについて考察します。「大地の魔術師たち」展(1989)やドクメンタ11(2002)、2008年の光州ビエンナーレ、さらに「六本木クロッシング2016展」などをとおして、「他者の変容を見つめつつ、現代アートの一つの流れを明らかにします。10月28日開講の「国家の間を漂うアイデンティティーとその表れ」とともに受講することをお勧めします。

国家の間を漂うアイデンティティーとその表れ

2020年10月28日(水)19:15-21:15

講師: 山本浩貴

「私は、〇〇人です」とははっきり言えない人たちの表象の可能性と限界について考えます。私たちのアイデンティティーの基盤には国民国家があると考えられがちですが、例えば、そこには入らなかった民族や部族、あるいはそれから迫害された人々、さらには国家と国家の間でさまよっている人々などは、どのように表すことができるのでしょうか。近年の国際展では、移民や難民などに焦点を当てた作品が数多く展示されていますが、本レクチャーでは、アジアの国々や地域に目を向け、国民国家という枠組みを超えたアイデンティティーとその表れについて、ベネディクト・アンダーソン、ガヤトリ・スピヴァク、竹内好といった学者らの思想や、アイザック・ジュリアン、李禹煥、ヒワ・Kなどのアーティストたちの作品に触れながら考えます。